オーストラリアが約30年ぶりにリセッション(景気後退)に入りました。
連邦政府は経済の大幅な落ち込みをコロナウイルスのパンデミックによるものだと説明しています。その一方で、最大野党労働党は、保守連合政権による景気支援策が迅速に実施されず、さらに支援の縮小も早すぎるとして、このリセッションが必要以上に長引き、悪影響も大きくなるとして連邦政府の対応を批判しています。
パンデミックの影響でオーストラリア経済がリセッション入りすることは以前から予想されていました。しかし、その経済の落ち込みは、過去最大となりました。
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豪州が約30年ぶりのリセッション、「抜け出す道ある」蔵相
保守連合政権と野党労働党がそれぞれ意見を同じくするのが、経済回復に向けた移民受け入れの重要性です。
連邦政府は2日、技能ビザの職業リストで医療など必要不可欠なセクターの職業17種類について、プライオリティーを引き上げました。これには精神科医やGP、助産師、看護師、またソフトウエアエンジニアなどが含まれています。
オーストラリアでは、ほかの人との距離を1.5メートル以上保たなければなりません。集会についての制限は住んでいる州の決まりを確認してください。
風邪やインフルエンザのような症状がある場合は自宅にとどまり、医師またはコロナウイルス・ヘルスインフォーメーション・ホットライン(電話番号1800 020 080)に電話で問い合わせて、検査を受けましょう。