なでしこジャパンの胃袋を支える西芳照シェフ、「90分間走りぬけられるように」

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Yoshiteru Nishi is the accompanying chef for Nadeshiko Japan. Credit: Xinhua News Agency/Xinhua News Agency via Getty Images/Japan Football Association

西シェフの一番人気メニューはハンバーグ。また試合後はカレーライス。なでしこジャパンの胃袋を支える西芳照シェフにお話を伺いました。


今月20日開幕したFIFA女子ワールドカップ。

なでしこジャパンは初戦のザンビア戦を5-0で快勝し、白星発進を切りました。
NEW ZEALAND-HAMILTON-2023 FIFA WOMEN'S WORLD CUP-ZAM VS JPN
Starters of Japan pose for photos prior to the group C match between Zambia and Japan at the FIFA Women's World Cup in Hamilton, New Zealand, July 22, 2023. (Photo by Zhu Wei/Xinhua via Getty Images) Credit: Xinhua News Agency/Xinhua News Agency via Getty Images
日本のサッカー女子を代表するなでしこジャパンは、ピッチにあがる11人とベンチに控える12人だけではありません。

その裏では監督やコーチ陣はもちろんのこと、テクニカルスタッフ、ドクター、フィジオ、チームスタッフなど、多くの人が縁の下の力持ちとしてチームを支えています。

なでしこジャパンの専属シェフ、西芳照さんもそのひとり。選手たちの胃袋を担当するという、チームにとっては欠かせない存在です。
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This will be Nishi's second time to accompany Nadeshiko Japan. Credit: Japan Football Association
西シェフは2004年から、日本サッカー協会の依頼により、代表帯同シェフとして、長年日本代表を支えてきました。そのきっかけは、アテネオリピックの最終予選で起きたU23の集団食中毒であったと言います。

女子代表の専属を務めるのは昨年のアジアカップに続く2度目。女子ワールドカップは今回が初めてとなります。

選手たちが90分間走り続けられ、試合後は疲労回復を助ける献立を心がけているという西シェフ。

「みなさんが好んで食べるもの、栄養になるもの、疲労回復につながるものを中心にしています」

男子代表で長年専属シェフを務めてきた西さんですが、男女通して一番人気なメニューは、消化がよく、タンパク質をたくさんとれるハンバーグだと言います。

また男子チームでは、試合の前日はうなぎの蒲焼、試合後はカレーというお決まりだったそうですが、今大会でも初戦を勝った選手たちを出迎えたのは西シェフのカレーでした。
西シェフのフルインタビューは下記から。
LISTEN TO
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なでしこジャパンの胃袋を支える西芳照シェフ、「90分間走りぬけられるように」

10:28
なでしこジャパン、次の試合は明日26日水曜日、世界ランキング36位のコスタリカが相手となります。キックオフは、オーストラリア東部時間の午後3時です。

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