10月14日に実施されるレファランダム。
ファースト・ネーションズに関わる問題や法律について政府に助言ができる諮問機関、Indigenous Voice to Parliamentの設置を問う国民投票です。
ザ・ボイスをめぐってはここ数ヵ月、イエス派とノー派からさまざまな主張が飛び交ってきましたが、オーストラリアの移民コミュニティーはこの歴史的レファランダムをどのように受け止めているのでしょうか。
オーストラリア人の父と日本人の母を持つ、ジョー・フリンさんにとっては初のレファランダム。取材時点ではどちらに投票するか、決めていませんでしたが、この国民投票を重く受けとめており、賛成派と反対派の意見・情報を精査して決断すると話しています。
また今回のレファランダムを通じて、オーストラリアでは自分の意見も持ってしっかりと議論ができる、健全な民主主義であることに改めて気づかされたと言います。

Australian-Japanese Joe Flynn says he is closely examining the opinions and information of those in favour and those opposed for the voice, before making his decision

Mayumi Uchida has been showcasing Aboriginal Art to people of Japan for 30 years Credit: Mayumi Uchida

WA based Japanese contemporary Yidaki (digeridoo) player Sanshi Credit: Sanshi
レファランダムについてネピットさんは、「未来がどのようなものになるか、発言できるチャンス」と捉えています。
詳しくは音声レポートから。
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「議会への先住民の声」移民コミュニティーの声
09:16
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