連邦政府は、3月末に予定していたCovid-19ワクチンの接種開始時期を、3月上旬に前倒しすることを発表しました。
「医学的アドバイスにより、今年の前半から3月下旬に、そして3月上旬に前倒しすることができたように、今後も医学的アドバイスによってガイドされるだろう」とグレッグ・ハント保健相はデイリー・テレグラフ紙のインタビューで述べました。
ハント保健相によると、ファイザーとドイツのバイオンテック社が開発したワクチンから始まり、医療従事者、ホテル検疫スタッフ、国境管理者などのフロントラインワーカーに優先的に行われると明かしました。
エイジドケア施設の高齢者も、オーストラリアで最初に接種を受けることになりますが、現在治療製品管理局の承認待ちとなっています。
また同インタビューでは、今月の下旬から最大で週8万回分のワクチンがオーストラリアに到着するとも述べました。
2つ目の主要ワクチン候補である、アストラゼネカとオックスフォード大学が開発したワクチンの使用は3月末となる見込みです。
どちらのワクチンもイギリスではすでに接種が開始しています。
イギリスでは4週間前からファイザーワクチンの接種を行っており、今月4日には世界で初めてアストラゼネカワクチンの配備を開始した国となりました。
ファイザーワクチンはアストラゼネカのワクチンよりも管理が難しく、マイナス70度で保存・輸送しなければならない一方で、アストラゼネカは冷蔵庫で保管することができます。
オーストラリアでは、他人から1.5メートル以上離れていなければなりません。お住まいの州における集まりの人数制限をご確認ください。風邪やインフルエンザの症状が出ている場合は、家に留まり、医師に電話して検査を手配するか、1800 020 080のコロナウイルス健康情報ホットラインに連絡しましょう。
お住まいのテリトリーのガイドラインをご確認ください: , , , , , , , .
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