オーストラリア国立公園訪問 心得六か条

豪州といえば豊かな自然 お出かけ時には、あなた自身と環境を守ることが重要です

پارک ملی کاکادو

Kakadu National Park Source: Wikimedia Commons/Dietmar Rabich/CC BY-SA 4.0

心得その1: 行先をオンラインで調べておきましょう

出発前に、政府が提供するウェブサイトで行先の情報をチェックしましょう。
(ウェブサイト情報は記事の最後にあります。)

自然環境、行先の設備、入場料、アクティビティ、天候などの情報を把握しましょう。

心得その2:史跡やアボリジニ聖地で、勝手に触ったり、歩き回ったりしてはいけません

国立公園は通常、原生自然エリア、または、オーストラリア先住民にとって文化的に重要な意味を持つ場所です。

それらは、ロックアート保存場所、ミーティング場所、セレモニーが行われる場所、文化的意義を持つ場所である可能性があります。

オーストラリア政府は、6つの国立公園と13の海洋特別保護地域を管理しています。そこで、伝統的な先住民地主と協力関係を持っていることが多くあります。
Uluru-Kata Tjuta National Park
Uluru-Kata Tjuta National Park Source: Flickr/nosha/CC BY-SA 2.0

心得その3:入場料

多くの国立公園で、車の入場料が必要になりますが、徒歩・自転車で入場の場合は無料です。

国立公園に頻繁に訪問するのであれば、パスの購入が入場料の節約になるでしょう。パスはホリデー期間、2,3日間、一年間など様々です。

ほとんどの州で、複数の国立公園を訪問できるマルチパスが購入できますが、異なる州では使用できません。

心得その4:安全を心がけましょう

遠隔にある国立公園を訪問するときには、事前に誰かに知らせておきましょう。

食糧、水、温かい衣類を持っていきましょう。歩道から絶対に外れてはいけません、いつも安全柵の内側にいるようにしてください。
Great Australian Bight
Great Australian Bight Source: Wikimedia Commons/Nachoman-au/CC BY-SA 3.0

心得その5:日光浴、泳ぐときにも安全に

国立公園でも日光浴の推奨事項は変わりません。日焼け止めを塗り、帽子をかぶりましょう!

泳ぐときには、いつも必ず、水深、水温、潮の流れをチェックしてください。海岸線を歩くときには、十分注意してください。もちろん、クロコダイルのいる場所では、水の近くに行ってはいけません。

心得その6:ごみは必ず持ち帰りましょう

オーストラリアのおよそ4パーセントにあたる国立公園は、手つかずの風景を保ち、様々な動植物が生息する保護地域です。

ごみは、その環境に重大なダメージを与えます。ですから、お気に入りの国立公園でバーベキューやピクニックを楽しんだ後は、必ずすべてのごみを家へ持ち帰りましょう。

詳しい情報をで集めましょう。
Hyams Beach
Hyams Beach Source: Wikimedia Commons/Charliekay/CC BY-SA 4.0
州・テリトリー毎の情報:

ビクトリア州
Parks Victoria: 

ノーザン・テリトリー
Northern Territory Parks and Wildlife Service: 

ニュサウスウェールズ州
NSW National Parks and Wildlife Service: 

クイーンズランド州
Queensland Department of National Parks, Recreation, Sports and Racing: 

南オーストラリア州
National Parks South Australia: 

西オーストラリア州
Western Australia Department of Parks and Wildlife: 

タスマニア州
Tasmania Park and Wildlife Service: 

ACT
 

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Published 17 June 2020 12:19am
By Ildiko Dauda
Presented by Kazuyo Kitada


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