クイーンズランド州では、使い捨てのプラスチック製ストローやかき混ぜ棒、カトラリー、皿、さらには発泡ポリスチレン製の容器やカップの使用が禁止されました。
3月に発表されたこの計画は、9月1日までに、州政府が定めた第一段階の禁止項目に該当する物の使用を中止することが義務付けられていました。
この計画は地域社会から大きな支持を得ており、2万人の回答者の94%が支持を表明していました。
今後はさらに多くの使い捨てアイテムが禁止されることも規定されています。
アナスタシア・パラシェイ州首相は、この禁止令は、同州が今後2年間で目指すプラスティック汚染20%削減に向けた重要なステップであると述べています。
障がいや医療上の理由により、これらのアイテムを必要とする人は、その入手や使用が免除されます。
ミーガン・スキャンロン環境相は、プラスチック廃棄物の処理に政府と企業が協力することは義務であると述べています。
「世界中で毎年800万トンのプラスチックが海に流出していることがわかっています。これは1分おきに、ウィーリービン170台分のプラスチックが流出していることに相当します」
「クイーンズランド州は今日、(プラ問題解決にむけて)貢献していることを世界に示すことができます」
「ナショナル・リテール協会とのパートナーシップにより、この3ヵ月間で5,000以上の企業と協力し、小規模から大規模までのリテールがプラスチックの使用禁止に備えられるよう支援してきました」
「多くのリテールがパンデミックにより、厳しい状況に置かれていたにもかかわらず、環境のために少しでも貢献しようとするリテールの反応は圧倒的に良好でした」
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