新たに20人の市中感染者が確認されたビクトリア州では、メルボルンのロックダウンが来週木曜日の23時59分まで、1週間延長されることが発表されました。
20人の感染者のうち、15件は既存のアウトブレイクに関連している一方で、5件の感染源は現在不明です。
また陽性者20人のうち、14人は、感染期間中に自己隔離を行っていました。
同州では11日朝までの直近24時間で、約2万3,811件の検査が行われたほか、4万1,571人が、州政府が運営するクリニックでワクチン接種を行いました。
ダニアル・アンドリューズ州首相は、「ビクトリア州のすべての人々にとって非常に困難な時期です。誰もがビジネスをオープンし、自由な時間を過ごしたいと思っていますが、このデルタ株の流行ではそれが不可能です」と述べました。
ビクトリア州の地方部ではロックダウンが実施されていない一方で、ニューサウスウェールズ州の状況が悪化していることを受け、州境のコミュニティでは規制が再び変更されます。
州境のコミュニティの人々は、8月13日午後6時以降から、ビクトリア州とニューサウスウェールズ州の間を行き来するには、パーミット（許可書）を取得する必要があります。
州政府はニューサウスウェールズ州からビクトリア州に入州する人を正確に把握することで、コンタクトレーサーに迅速に情報を提供したり、規制の遵守を監視することを目指します。
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