key points
- 2023年、18万コースのTAFEのクラスが無料に
- 無料のトレーニングは、州と連邦政府の共同の取り組み
- ケア(介護など)、テクノロジー、ホスピタリティ、建設業などの分野は、教育優先分野となっています
2023年を迎え、アンソニー・アルバニージー首相は、高い目標を持った学生に18万コース分のTAFEの無料のコースを提供します。
教育やトレーニングへのアクセスの増加は、1月から始まる政府の取り組みの一つです。
無料のTAFE(fee-free TAFE)、職業訓練は、各州・テリトリーと連邦政府の Skills Agreementを通して実現します。そしてこれらは、いろいろな産業へつながるコースとなります。
Skills Agreementとは?
大晦日に、首相はツイッターで、政府のfee-free TAFEコースの取り組みを告知しました。
「もし、新年の決意として、仕事のためにTAFEで勉強したいと思っているなら、いいニュースがありますよ。18万のfee-free TAFEコースを来年用意しました。」
この取り組みは、2022年に発表されました。州・テリトリーと連邦政府の10億ドルの Skills Agreement の一部です。
この同意では、18万のfee-free TAFEと職業訓練が2023年の1月から可能となります。
連邦政府は、4億9300万ドルを拠出しており、各州・テリトリーは同額を職業訓練の実現のために拠出します。
さらに5000万ドルが、TAFEテクノロジー・ファンドに、700万ドルが必須職業訓練のデータ・インフラの再構築に拠出されます。
これは、合計48万の無料コースの、政府計画の最初のステージです。
10月に、ブレンダン・オコナー技能職業訓練相は、この計画はオーストラリアの技能者の不足に対応するものだと話しました。
「これらの無料トレーニングはオーストラリアの住民が、現在そして将来に需要の高い職業のトレーニングを行える機会です。そして、人手が足りないそれらの業界へ技能者を送るのです」
今年の1 月 1 日以降にコースを開始する学生は、空き状況と資格要件に応じて、各州および準州で fee-free TAFE を利用できます。
誰が、無料のコースを受けられますか?
この協定では、ケア(介護など)、テクノロジー、デジタル、ホスピタリティー、旅行業界の方面での教育に焦点があてられています。
また、国の優先する分野としては、建築、農業、主権者教育についてとなっています。
多様なグループと、統計結果がこの協定では優先されます。各州とテリトリーごとの詳細はまだ告知されていません。
検討されるグループとしては、オーストラリア先住民、17歳から24歳の若者、無職、または所得支援金を受け取っている人、および無給の介護者としています。
障害のある人、特定カテゴリーのビザ所有者、経済的不安に直面している女性、または非伝統的な分野で勉強を行っている女性も優先されます。
大学生の支援
2023年には、資格要件を満たす大学生に対し、さらに20,000件の連邦支援大学ポジションがあります。
このサポートは、オーストラリアの地方出身者、オーストラリア先住民、障害を持つオーストラリア人、家族の中で初めて大学に進学するオーストラリア人など、社会経済的に裕福でない家族の学生が利用できます。