オーストラリアでコロナワクチンを接種するには?

オーストラリアではCOVID-19ワクチンの展開が進んでいます。記事では、いつ、どこでワクチン接種の予約ができるのかをご紹介しています。

Covid Vaccine Australia rollout

Covid-19 vaccines Source: Getty Images/Tang Ming Tung

では、優先人口と、全国におけるワクチン接種場所が特定されています。最前線の医療従事者、検疫・国境にかかわる従業員、そして高齢者・障害者ケアの入居者・従業員は、このプログラムで優先順位の高いグループとなります。

COVID-19ワクチンの接種資格、また予約方法については をご覧ください。

対象年齢に達していない方で、18歳以上の方は、対象年齢に達した際に通知を受けることが可能です。一方、現在オーストラリアでは16歳未満の人はワクチンを受けることができません。

GPへの予約をはじめ、ワクチンに関する情報をで得ることも可能です。

推奨されているワクチンは?

ワクチン専門家パネルATAGI(オーストラリアン・テクカル・アドバイザリー・グループ・オブ・イミュナイゼーション)は、ファイザー(コミナティ)ワクチンを60歳未満の人に優先的に接種させるよう推奨しています。

一方で、アストラゼネカ・ワクチンは、60歳以上の人に優先的に接種させることが推奨されていますが、18~59歳の人も、医療従事者に相談し、同意した上で、アストラゼネカ・ワクチンを接種することができます。

モデルナのワクチンは、現在18歳以上のオーストラリア人に対して仮承認されており、9月以降に接種が開始する予定です。

予防接種は公的な記録として保存

誰がコロナワクチンを接種したかを記録するために、政府は接種者の情報を保管する必要があります。患者の記録を入力するのは、オーストラリアの予防接種プログラム提供者の義務であります。

個人のワクチン接種状況に関する情報は、My Health Record(マイ・ヘルス・レコード)、Medicare(メディケア)、または接種時に印刷されたハードコピーの証明書、その後Eメールによって送信されるデジタルコピーとして、入手できます。

COVID-19ワクチンはすべて無料

新型コロナウイルスのワクチンは、オーストラリア国民、永住者、およびすべてのビザ保持者に無料で供給されます。学生ビザ、就労ビザ、スキルドビザ、家族ビザ、パートナービザ、難民ビザ、亡命者ビザ、一時保護ビザ、人道ビザ、地域ビザ、ブリッジングビザ、特別ビザでオーストラリアに滞在している方は誰でもCOVID-19ワクチンを無料で接種することができます。

また、ビザがキャンセルされた方を含め、拘置施設にいる方も対象となります。


政府によるコロナウイルス情報


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Published 22 February 2021 2:29pm
Updated 6 April 2022 3:06pm
By SBS/ALC Content
Presented by Yumi Oba
Source: SBS


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