オミクロン株世界各国で確認 一律渡航禁止は逆効果 WHO COVID-19アップデート

2021年12月2日のオーストラリアにおけるコロナウイルス最新情報です。

Director General Tedros

WHO director-general Tedros Adhanom Ghebreyesus says that blanket bans do not prevent the spread of Omicron variant. Source: AAP

  • 世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長は、一律渡航禁止はオミクロン株の拡散を防ぐことはできないとし、逆に人々の生活により負担をかけるものだと訴えています。この変異株は23ヵ国で確認されています。
  • WHOは、感染リスクが高い人に渡航を延期するよう呼びかけています。
  • ニューサウスウェールズ州では7例目となるオミクロン株の感染が確認されましたが、この感染者にはアフリカ南部への渡航歴はなく、同州保健省はドーハーからのフライト内での感染を懸念しています。
  • ビクトリア州では現地点でオミクロン株は確認されていませんが、保健相はこの変異株がすでにコミュニティーに入り込んでいる可能性が高いという認識を示しました。
  • ビクトリア州のダニエル・アンドリューズ州首相は、ワクチン接種率が高くなった今、感染者数は重大ではないとしています。
  • クイーンズランド州のアナスタシア・パラシェイ州首相によると、昨日ゴールドコーストで確認された陽性者の男性は、ブラックフライデーのセール中にコミュニティーで過ごしていました。
  • 南オーストラリア州では18件の市中感染が確認されました。18件中16件は同窓会でのクラスター感染と見られ、その他2件は他州で感染した見込みです。

COVID-19 統計:

  • ビクトリア州 市中感染者1419人、死者10人
  • ニューサウスウェールズ州 市中感染者271人
  • 南オーストラリア州 市中感染者18人
  • クイーンズランド州 市中感染者1人
  • ACT 市中感染者8人
  • ノーザン・テリトリーでは感染者は報告されていません
現在実施されているCOVID-19パンデミック対策については、をご覧ください。


各州・テリトリーの検疫と規制

旅行

で、とCOVID-19の情報をご確認ください。

資金援助

ワクチン接種率が70%と80%に達した州では、COVID-19災害給付金に変更があります。 からCovid-19に伴う支援についてご確認ください。


 



 

ニューサウスウェールズ州の多文化ヘルス・コミュニティー・サービスによる翻訳された資料は以下:

 

 



 

各州やテリトリーの検査クリニック


 
 

 

 

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Published 2 December 2021 3:53pm
By SBS/ALC Content
Presented by Yumi Oba
Source: SBS


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