NSW、急を要さない手術を延期の方向へ：COVID-19 アップデート

2022年1月7日、オーストラリアにおけるコロナウイルス最新情報です。

NSW Premier Dominic Perrottet (centre) speaks to the media during a press conference at South Western Sydney Vaccination Centre in Sydney, Wednesday, January 5. Source: AAP Image/Bianca De Marchi

ニュー・サウス・ウェールズ州では、急を要さない手術は2月まで延期すると発表しました。新規感染者が38,625人に報告されたことによります。
ドミニク・ペロテイ州首相は、NSW住民が迅速抗原検査（RAT）で陽性が判明した場合、保健当局に報告しなければならなくなると発表しました。PCR検査陽性者の数に加算されるようになります。
ニュー・サウス・ウェールズ州では、歌唱やダンスをする商業施設で新たな規制が始まります。その規制は1月27日まで続きます。
今日の会見で、ペロテイ首相は、ワクチンが義務化されている施設ではブースター接種も義務となると話しています。
NSW保健省によると、入院患者数が1,738人となり、集中治療室（ICU)で治療されている患者は134人となりました。
ビクトリア州でも、入院者数は644人と増加しています。そのうち、ICUで治療を受けている患者は134人、人工呼吸器を必要としている患者は24人です。
スコット・モリソン首相は、オーストラリア住民に連邦政府のCOVID-19災害給付金の資格を確認するようにもとめています。オミクロン株の陽性者が急増していることによるものです。給付金は、隔離を求められた人は一週間につき750ドルを支払われます。
クイーンズランド州首相、オミクロン株感染が悪化した場合、プライマリー・スクールの新学期が、1,2週間遅れて開始する可能性があると警告しています。
ノーザン・テリトリーのワクチン接種を行っていない住民は、ロックダウンの規制を遵守しなければいけません。16歳以上のワクチン接種を行っていない住民は、3つの理由でしか外出できず、30km以上離れた場所にいくことができません。
世界保健機構（WHO）は世界中で死亡者が相次いでいるので、オミクロン株の症状が軽いという説明について楽観視しないよう警告しています。

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