ハイライト
- タンパク質ベースのノババックス製ワクチン数百万本が有効期限切れ間近
- 世界のCOVID-19死亡者数は17％減少（WHO）
- ビクトリア州、公共交通機関でのフェイスマスク着用義務撤廃
NSW保健省は、オミクロン株の派生型であるBA.2.75による感染が州内で増加していることを示す初期の証拠があることから、事態を注意深く監視していることを明かしました。
最新のデータでは、PCR検査で検出された全症例のうち、BA.2.75が約17.5％、BA.5が76％を占めています。
BA.2.75の感染者数は過去3週間増加傾向にありますが、その他の派生型はすべて減少しています。
ケンタウロスと呼ばれるBA.2.75は、BA.5よりも感染力が強く、あらゆる治療による免疫を回避できることを示す研究結果もあります。
しかし、BA.5とBA.4が主な原因となる現在の波は、減少傾向にあります。
COVID-19による入院患者やICU患者も、この1週間で減少しています。
ビクトリア州が、他の州・テリトリーと足並みを揃え、公共交通機関におけるマスク着用義務を撤廃しました。
これを受け、ビクトリア州民は、22日23時59分より、バス、電車、タクシー、ライドシェアサービス、観光用車両でのフェイスマスクの着用が義務ではなくなりました。
オーストラリア国立大学の新しい研究によると、ロックダウンはCOVID-19の感染者数よりも、人々のメンタルヘルスに大きな影響を及ぼしたことがわかりました。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙とザ・エイジ紙は、数百万本におよぶタンパク質ベースのノババックス COVIDワクチンが有効期限切れ間近であると報じました。
オーストラリアに届けられた1330万人分のワクチンのうち、これまでに投与されたのは21万人分に留まっています。
世界保健機関（WHO)の最新報告書によると、世界のCOVID-19の新規感染者数は安定している一方で、9月18日に終わる週の死亡者数は17％減少したことがわかりました。
日本、アメリカ、韓国、ロシア、中国が、この週、世界で最も多い感染者を報告しています。
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