ハイライト
- 二価ワクチンにより、オミクロン派生型に対するより高い抗体を獲得
- 二価ワクチンはブースターとしてのみ使用
- 新ワクチンの一般的な副作用は注射部位の痛みや頭痛など
オーストラリアは18歳以上の方を対象に、モデルナ社の二価ブースターワクチンを承認しました。
この新たなブースターは、従来のオミクロン株と複数の派生型に対して、より優れた防御効果を発揮するとされています。
マーク・バトラー保健相によると、最初のワクチンバッチはすでに国内に到着しており、テスト中であるとのことです。
この新しいワクチンは、現在のモデルナワクチンの在庫がなくなり次第、順次供給される予定です。
オーストラリアのワクチン専門家パネル、ATAGIによると、モデルナ社の二価ワクチンは、オリジナルワクチンと比較して、BA.1やBA.4/BA.5など複数のオミクロン派生型に対して1.6~1.9倍高い抗体反応を生じさせたと言います。
またATAGIは、モデルナ製二価ワクチンの2回目のブースター投与後に最も多く報告された副反応は、「注射部位の痛み、疲労、頭痛であった」と述べています。
「モデルナ製二価ワクチンの安全性が他のモデルナ製mRNAワクチンと異なると考える根拠はありません」
ATAGIは、ブースター投与の現在の推奨を維持しています。
30歳から49歳における2度目のブースター接種は、これまで通り、リスクがない限り任意となっています。
50歳以上の人は2回目のブースター接種を受ける資格があります。
ノーザンテリトリーは、5日で自己隔離を終了する人に対して、さらに2日間、自宅外ではフェイスマスクを着用するよう発表しました。
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