オーストラリア全国で27人死亡、全国民にインフルエンザワクチン接種を奨励 COVID-19アップデート

2022年6月7日、オーストラリアにおけるコロナウイルス最新情報です。

All Australians are being encouraged to vaccinate for influenza Source: Getty Images/Darrian Traynor

7日火曜日、オーストラリアではビクトリア州の12人、ニューサウスウェールズ州の8人、南オーストラリア州の5人を含む、少なくとも29人のCOVID-19による死亡が確認されました。また西オーストラリア州は、過去に起きた2件の死亡ケースを正式に報告しました。

前日と比較して、オーストラリア全土のほとんどの州・テリトリーで、COVID-19の1日の新規感染者および入院患者が増加しています。

ビクトリア州では、月曜日の7,557人から9,181人に増加した他、クイーンズランド州では、2,548人から4,288人の増加が報告されています。

オーストラリアにおけるCOVID-19の新規感染者、入院患者、死者数の最新情報は

こちら

からご確認ください。

チーフ・メディカル・オフィサー代理のソニヤ・ベネット博士は、インフルエンザワクチンの接種が可能な全てのオーストラリア国民に対して、接種を呼びかけています。

オーストラリア政府は、

国家予防接種プログラム(NIP)

を通じて、インフルエンザによる合併症のリスクが高いグループに対して、季節性インフルエンザワクチンを無料で提供しています。これらのグループには、先住民、幼児、妊婦、65歳以上の人が含まれます。

連邦首都ACTでは、昨日より、コンセッションカード所有者とその子どもに対して無料でインフルエンザワクチンを提供しています。これらはアクセス＆センサリー・ワクチン接種クリニックにおいて接種することが可能で、予約は電話で（02 5124 3999 ）月曜日から金曜日 8am から 5pmの間で取ることができます。

またACTでは6月8日より、5歳以上の住民は、薬剤師からインフルエンザワクチンを受けることが可能となります。現在、薬剤師から接種できるのは、10歳以上のみとなっています。

ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、クイーンズランド州、西オーストラリア州、南オーストラリア州、タスマニア州の生後6ヵ月以上の全住民は、6月中に無料でインフルエンザ予防接種を受けることが可能です。

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