オーストラリアでは21日火曜日、ビクトリア州の28人、ニューサウスウェールズ州の7人を含む53人のCOVIDによる死亡が確認されました。また西オーストラリア州では過去に起きた6件の死亡ケースが正式に報告されました。
ニューサウスウェールズ州では1,499人、クイーンズランド州では491人のCOVID-19による入院患者が報告され、過去4週間で最も多い数となりました。
オーストラリアにおけるCOVID-19の新規感染者、入院患者、死者数の最新情報はからご確認ください。
製薬会社大手モデルナは今年後半までに、COVID-19とインフルエンザの混合ワクチンの試験を開始する予定です。
この混合ワクチンはビクトリア州で生産することが可能のため、オーストラリアでは2024年までに接種が可能になると予想しています。
アデレート大学の研究者は今週より、新たな無針COVID-19ワクチンブースターのヒト試験を開始します。DNAベースのこのワクチンは、変異株オミクロンをターゲットにするものです。現在オーストラリアで使用が承認されているワクチンは、ウイルスの元株をターゲットに作られています。
オーストラリア薬品・医薬品行政局（TGA)は、5歳未満の子どもへのCOVID-19ワクチンの使用許可について、モデルナ社から申請を受けているとし、現在検討中であることを明かしました。しかし、TGAの決定は数週間かかる可能性があります。
一方アメリカの疾病対策センター（CDC）は、最近、5歳未満の子ども向けのCOVID-19ワクチンを承認しています。
労働党は冬以降、オーストラリアのCOVID-19危機への対処に関するロイヤルコミッション、またはその他の調査を発表する予定です。
南オーストラリア州は、足病医やカイロプラクター、作業療法士、理学療法士などの専門家を含む、医療サービス従事者に対する3回のワクチン接種義務をまもなく解除する可能性があります。
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