オーストラリアでのCOVID-19ワクチン
連邦政府は、安全で有効なワクチンを全てのオーストラリア人ができるだけ早い時期に接種できるよう、取り組みを続けています。
COVID-19ワクチンの接種資格、また予約方法については をご覧ください。

COVID-19 vaccine national roll-out strategy Source: Australian Government - Department of Health
40歳以上の方は、予防接種を受けることができます。また、16歳から39歳までの方でも接種可能な場合があります。
推奨されているワクチンは?
ワクチン専門家パネルATAGI(オーストラリアン・テクカル・アドバイザリー・グループ・オブ・イミュナイゼーション)は、16歳から59歳までの方には、COVID-19コミナティ(ファイザー)ワクチンを推奨しています。
また18歳から59歳の方は、アストラゼネカのワクチンを受けることも可能です。
対象年齢に達していない方で、18歳以上の方は、対象年齢に達した際に通知を受けることが可能です。
一方、現在オーストラリアでは16歳未満の人はワクチンを受けることができません。
COVID-19 関連のメンタルヘルスサポート
2020年、オーストラリア政府は、イニシアチブを通じて、精神科医、心理学者、一般開業医へのより良いアクセスを可能とするため、資格を持つすべての患者に対して、メディケアでカバーされる心理療法の補助を暦年ごとに10回追加しました。
オーストラリア政府は、メンタルヘルス・ポータルを通じて、コロイドウイルスのパンデミックや自己隔離という状況の中で良好なメンタルヘルスを保つための情報やアドバイスを提供しています。
は、Mental Health Australiaが運営するプロジェクトで、文化的・言語的に多様な(CALD)背景を持つ人々のメンタルヘルスに焦点を当て、リソース、サービス、情報を文化的にアクセスしやすい形式で提供しています。
あなたの言語でメンタルヘルスのサポートが必要な場合は、TIS Nationalに電話(131 450)するか、で通訳を手配してください。TIS Nationalは、100以上の言語に対応しており、1日24時間、週7日、市内通話料金でご利用いただけます。
金銭的な困難(パンデミック休暇災害支援金)
この支援金の支給対象は、自己隔離をする必要がある、またはCOVID-19に感染した人の世話をするために収入を得ることのできない労働者です。
各州・テリトリーごとのパンデミック休暇災害支援金についてはこちら:
どのようにCOVID-19の感染は広まり、また防げるのでしょうか?
COVID-19は人から人へ次の経路で広まります。
- 感染が確認された人物との濃厚接触。その人がまだ発症していなくても、感染する場合があります。
- 咳・くしゃみを伴う、すでに感染していると確認されている人物との濃厚接触。
- 感染していると確認された人物の咳やくしゃみにより汚染された(ドアハンドルやテーブルなどの)物や表面に触れ、その後に口や顔を触った場合。
感染の拡大を防ぐために最適な方法は、体調の悪い時には他の人との距離をとり、手を清潔に保ち、咳エチケットを守ることです。以下を守るようにします:
- ソーシャルディスタンシングを守り、他の人との距離を1.5メートル以上保つようにします。4平方メートル当たりに1人の密度を保ちます。
- 食事の前後、お手洗いに行った後はもちろん、石鹸で頻繁に手を洗ってください。
- 咳やくしゃみをするときには、口の周りを多い、使用したティッシュは捨ててください。そしてアルコール除菌をしてください。
- もし体調が悪いときは、他の人との接触を避けてください。(1.5メートル以上の距離を保ってください)
COVID-19 の症状がある場合はウイルス検査を受けましょう
COVID-19の症状は軽い不調から肺炎まで多岐にわたり、風邪やインフルエンザなどの症状と似ています
- 発熱
- 呼吸器症状
- 喉の痛み
- 咳
- 息苦しさ
- その他の症状として、鼻水、筋肉・関節の痛み、嘔吐感、下痢、嘔吐、嗅覚障害、味覚変化、食欲不振、疲労感などが含まれます
COVID-19には特定の治療法はなく、ほとんどの症状に対処療法を行っています。抗生物質はウイルスに対して有効ではありません。
症状がある人はウイルス検査を受けてください。
自分の症状について話をしたいときは、ナショナル・コロナウイルス・ヘルプライン(電話番号 1800 020 080)に電話をしてアドバイスを求めてください。ヘルプラインは年中無休、24時間電話を受け付けています。
呼吸をするのが困難なときや緊急時には救急の番号000に電話をしてください。
ウイルス検査はどこで受けられますか?
各州・テリトリーごとの検査クリニックはこちらから:
あなたがCOVID-19に感染していると診断された場合、必ず自己隔離してください。
- 公共の場所に行ってはいけません。職場、学校、ショッピングセンター、チャイルドケア、大学を含みます。
- 誰かに、食糧・日常必需品の調達を頼んでください。その場合、会わずにすむよう玄関先においていくよう依頼してください。
- 訪問者を受け入れないでください。同居者のみが家にいることができます
最も深刻な症状のリスクを持つのはだれでしょうか?
感染しても症状が全く出ない人もいます。軽い症状で、かんたんに回復する人もいます。ですが、とても深刻な状況にとても早く陥る人もいます。現在までにコロナウイルスの患者の傾向として、重症化するリスクのある人は次のような条件を持っています。
- 50歳以上の先住民やトレス海峡諸島民で、1つもしくは複数の慢性疾患を持っている。
- 65歳以上で慢性疾患を持っている。慢性疾患の具体的な内容については、さらなる証拠が集まるのを待って定義されます。
- 70歳以上。
- 免疫不全を抱えている。
マスクを着用するべきでしょうか?
オーストラリアの一部の州やテリトリーではマスクの着用が推奨、または義務化されています。
住んでいる州やテリトリーで今後状況が変われば、それに合わせてマスクの着用に対するアドバイスも変わることがあります。住んでいる地域での最新のアドバイスを把握していることが大切です。
マスク着用についての各州・テリトリーごとの最新情報はこちら:
マスクを着用する際は、正しく着けることが大切です:
- マスクを着けたり外したりする前に手を洗う、または消毒する
- マスクがあごまでびったりと顔を覆い、鼻と口が隠れているようにする。鼻の部分もマスクをその形に合わせて密着させるようにする
- マスクの着用中や取り外す際には、マスクの表面部分に触れないようにする
- マスクを首の周りにぶら下げたり、ずり下げて鼻を出したりしない
- 使い捨てのマスクを再利用しない:繰り返し使えるマスクは一度使うたびに洗って乾かし、清潔で乾燥した場所に保管する
オーストラリアへの入出国・国内移動
州境の閉鎖を含め、州・テリトリーはそれぞれ個別の移動制限を課すことができます。
国内線での情報収集義務
2020年10月1日より、各州・テリトリーによる感染経路の追跡支援を目的に、国内線飛行機を利用する人の個人情報を収集することが義務化されています。収集されるデータは、利用者の氏名、メールアドレス、携帯電話の番号、居住する州・テリトリーです。
公共交通機関の利用について全国的な原則
公共交通機関は各州・テリトリーの管轄にありますが、ナショナル・キャビネットでは公共交通機関で働く職員や乗客の健康と安全を守ることにつながる一連の原則「Principles for COVID-19 Public Transport Operations」を定めています。例えば:体調が悪いときの利用を避ける、運転手と乗客の物理的距離を維持する、現金の取り扱いを避ける、などがあります。
移動規制
オーストラリアに到着する国際旅客便について一時的な制限が課されており、連邦政府がその見直しを定期的に行っています。
オーストラリア入国に伴う検疫(自己隔離など)とウイルス検査についての要件は、各州・テリトリーが管理決定しています。
- NSW と
- VIC 、 と
- ACT と
- NT と
- QLD と
- SA
- TAS と
- WA と
海外への渡航を希望するオーストラリア人(永住権保持者含む)は、下記のカテゴリーのうち1つに該当する場合、オンラインで移動制限の免除を申請することができます。
- 海外渡航の理由が、支援の提供などCOVID-19の感染拡大に対応するためのもの
- 重要な業界・ビジネス(輸出入業含む)の運営において、必要不可欠な海外渡航
- オーストラリアでは受けることのできない緊急治療を受けるための海外渡航
- 緊急かつやむを得ない個人的な事情での海外渡航
- 人道的な理由、配慮による海外渡航
- 国益のための海外渡航
連邦政府からの情報
風邪やインフルエンザのような症状がある場合は自宅にとどまり、医師またはコロナウイルス・ヘルスインフォーメーション・ホットライン(電話番号1800 020 080)に電話で問い合わせて、検査を受けましょう。
関連する各州・テリトリーのガイドラインを確認しましょう: , , , , , , .