スコット・モリソン首相は、7日木曜日、新たなアドバイスに基づき、オーストラリアでのコロナウイルスワクチン接種は2月中旬から下旬に開始することが予想されると述べました。
モリソン首相によると、治療製品管理局は、ワクチン開発会社であるファイザーから1月中旬に必要な全てのデーターを受け取り、1月末までに同ワクチンは承認されるだろうとしています。
「通常のワクチン承認プロセスよりも、かなり早いスピードではありますが、手を抜くことなく進んでいます」とモリソン首相は記者団に語りました。
もうひとつのワクチン候補であるアストラゼネカ社のワクチン承認プロセスは2月に完了する予定です。
モリソン首相によると、ファイザー社のグローバルプロトコルでは、承認後の配送に約2週間を要するそうです。
ファイザーのワクチンはマイナス70度での保管が必要のため、物流上問題が発生する可能性も予想していると、モリソン首相は述べています。
ワクチンの納入後は、摂取量の検査に最大で1週間が必要とされています。
ファイザー社のワクチンは、1回目の接種から数週間から1ヶ月以内に2回目の接種が必要となります。
病院のネットワークを通じて最初にワクチンを接種するグループは、検疫・国境従事者、最前線で活動する医療関係者、高齢者施設・障害者の従事者、そして高齢者施設の入居者となっています。
モリソン首相は、週に約8万人の予防接種を目的に、4〜6週間かけて3月末までに400万人の接種を期待していると述べています。
オーストラリアでは、他人から1.5メートル以上離れていなければなりません。お住まいの州における集まりの人数制限をご確認ください。風邪やインフルエンザの症状が出ている場合は、家に留まり、医師に電話して検査を手配するか、1800 020 080のコロナウイルス健康情報ホットラインに連絡しましょう。
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